【演劇部のキャリー】カオルノグチ現代演技 第一技

  • 作・演出
    入江雅人
  • 出演
    野口かおる オクイシュージ
  • スタッフ
    ・照明:松村光子 ・音響:山田雅人サウンドキャラウェイ) ・衣装:小野涼子 ・舞台監督:西廣奏 ・演出助手:村西恵 ・舞台美術協力:佐々木文美 ・かつら:福島久美子 ・イラスト/宣伝美術:越前菜都子 ・宣伝写真:齊木恵太 ・宣伝写真衣装:小原敏博 ・ホームページ:牛若実 ・制作協力:関根明日子(株式会社 明後日) ・協力:キューブ、ヘリンボーン ・プロデューサー:渡辺順子
  • 企画・製作:株式会社クリオネ

入江さんが好きでフォローしていたtwitter
“芝居やるよ”をキャッチしてからずーっと楽しみにしてた「演劇部のキャリー」
土曜以外は観にいけないけれど午前中は出勤
何もないことを祈り、早めに仕事じまいのそぶりを見せて
定時とともにダッシュ
下北沢についたのはたぶん13:30ちょいすぎぐらい
さてと階段を昇ろうとすると列ができてる!
駅前劇場との2列を係りの人が案内して捌くのをみながら入場を待つ
小劇場、自由席ならではのこういう待ちも久しぶりで楽しい
階段2折半ぐらいの位置で待って入館
良さげなトコは埋まっている客席を見渡したら
最前列の端っこ一人分空いてるではないですかー!キャー!
OFF・OFF、駅前は最前列端っこは全然悪い席じゃありません
見切れる心配もないし
むしろ身体の半分を隣の人の動向に気をつける必要がない良席
嬉しすぎる
野口さんの愛の溢れるパンフ(ペラ)を読みながらワクワクして開演を待つ
舞台上はパイプ椅子が2脚
おもむろに舞台脇の楽屋(舞台から見える)から野口さんの大きい呟きが
カーテンめくって客席覗いて大物俳優を見た野口さん(実際はいらっしゃてません)と突っ込むオクイさん
二人の関係性も示唆しギュッと客の心を掴み取って本編へ
演劇部部室に学ラン姿の先輩とセーラー服姿のミッキー(後輩)が登場
そこから怒涛の全方面の愛に溢れた展開
小さな舞台上に、部室が見える!観覧車が見える!汽車が見える!あらとあらゆるものが見える!
入れ子状態の筋も緻密にしっかり構成されていて
あっという間に終わってしまった
手痛くなるまで叩きました
本当に観ることができて良かった
あと瑣末な感想
野口さんの足が細かった(ボリューミーな腹部なのに)
オクイさんにスッと入江さんが重なる瞬間があって不思議な感覚
学生演劇であれを上演したら物凄くよくできていても入選はしないだろうなぁ
以前学生演劇を頑張っていた人たちの涙腺はこれを観たら決壊するにちがいない
決心を持って違う土地にやってきて頑張った経験がある人も絶対泣く
野口さんのtwitterでのtweet

入江さんのダメ出しの中でいま一番むずかしいやつは「芝居の途中で、老けるな!」「(泉ピン子さんに見える時がある。気をつけろ!)」「カーテンコールでちゃんと喋れ。ブリっ子するな!俺は…俺は、憎しみを覚える!」の三本です。

的確!
集客が難しいとは思うけれど平日のマチネ公演が1日でもあったら嬉しい
先日相棒の再放送「ビリー」を見ていて野口さんを発見
野口かおるさんが出てる」と家人に言ったら
「横山さんのトコの人でしょ」って
調べたら東京オレンジに所属していた!
つーっことは会ったことあるのあなたっ!
と心の中でなったわけですが確認せず
「シュッシュとポッポ」のタジン鍋の人だよとだけ伝えておきました
いったいどんなインプロをしていたのかが気になる
帰りに本多劇場ナイロン100℃のチケットを購入
手数料なく購入できて更にお得な気分で帰宅
良い一日だった