【プレイヤー】シアターコクーン・オンレパートリー2017

ソフトに追っかけしている峯村さんのお名前を見つけて
運よく先行抽選でチケット購入
立ち見券が前売りで販売されるほどの人気公演だったので
幸運だった
先日「イキウメ」のチケットを泣く泣く知人に譲ったときに
どれだけ勢いがある集団なのかを力説され
「あぁそういえば、『プレイヤー』のチケット買ってたわ」と
楽しみに劇場へ向かう
劇中劇、入れ子形式の芝居
劇の外の人と中の人の設定が乖離していないので
その場その場にすんなり入ってしまうが
「ああ、今劇中だった、、」みたいな夢の中のようなお話
『プレイヤー』というタイトルが見終わってとても納得
この納得感はとても気持ちが良い
タイトル・ロール(ちょっと違うのか)を演じられたのが藤原さんで
以前『唐版滝の白糸』を観たのは何年前だったかと思いながら
かといって話を引っ張っていくような役ではなく
今の役者を演じるというのがなんとも新鮮だった
藤原さんに関しては
現在ではない時代の人ではない役を観るほうが多い
他の雑多な感想としては

    • 峯村さんの身長に気がいかない
      仲村さんをはじめ長身の方が多かった
    • シルビア・グラブさんの姿勢が異常にきれい
      横向きをみて気付いたのは頚椎の上に綺麗に頭が乗っている!
      頭部が前方に突き出ていない、肩が前に出ていない、、、
    • 仲村さんの足が長い
      振り向くとかホントちょっとした動作で
      足なげーと目を見張ること数回
    • 木場さんの声が本当に素敵
      包み込むようなソフトな声色が耳に心地よすぎる
    • 真飛さんはできる女役が良い
      何がいいかは良く分からないけれど
      なんか良かった
    • 長井さんの落語がかわいかった
      何故あそこで、と意味はわからなかったけど

舞台の終盤パイプ椅子を装置でがーっと前に押し出し
稽古場の時空に戻す演出がツボ
いろいろあったけどこれから集約するよーといった力強さみたいなものを感じた
そして主役は峯村さんだったのではないだろうかと思う