メインホール【シルヴィ・ギエム・オン・ステージ 2007 東京バレエ団全国縦断公演 シルヴィ・ギエム、進化する伝説】(Dプログラム)
- ｢白鳥の湖 第2幕より｣
- ｢テーマとバレーション｣
- 振付/ジョージ・バランシン
- 音楽/ピョートル・I・チャイコフスキー
- 出演/吉岡美佳 高岸直樹 東京バレエ団
- ｢Push｣
ギエム様参りの最終日
演目は少ないけれどチケット代が安い！
しかも当日券もあり空席も！
ちょっと川を渡っただけなのに
川口驚くほど近し
18:30に上野に行ける人なら19:00に川口は可能
しかも駅からも近かった
「白鳥の湖」
さすが公演を続けているだけあったてコールドが揃っている
前回観たときよりまとまり感が上がっている
で、ギエム
「完璧なものをお届けします」
という確かさ
また、
少し軸がぶれようが
サポートとタイミングがずれようが
損なわない技術力
そして見せ場見せ場がぴたっと決まる気持ち良さ
職人技
「テーマとバリエーション」
幕が開くとエメラルドブルー(？)の世界
衣装も書割りもエメラルドブルー
ぎょっとさせられる
アホみたいに難しいバリエーションが次から次に現れ
うわぁと楽しみながら鑑賞
でも、このプログラムはもっと手足が長くてしゅうっとした人たちが踊るのが
似合うかぁ
なんだかこじんまりとしていて
凄い発表会のようにも見えなくもない
というか
クラッシクチュチュを付けたギエムの長くて綺麗な肢体を観た直後だと
体型は悲しいことに見劣りをしてしまう
決して悪いものではなかったのに
「Push」
今月になって3回目だというのに
観るたびに新しい
私の記憶力がないせいか
動き構成にいちいち驚かされる
力強くてしなやかな身体にほれぼれする
今日の私の印象は少しSFっぽい
まるで異空間
ホールの印象は
一昔前に建てられたちょっとバブルの匂いがする
そして、トイレが客席数に対して少なくて設備が古いのが不満
長い休憩時間に楽しめる空間も無く
開場前に過ごす空間が建物またその近辺に無いのがつまらない
もう少し建物自体で楽しませてくれると良いホールなのに
良い公演が多い故に残念
