【メアリー・ステュアート】フリードリッヒ・シラー作「メアリー・スチュアート」の自由な翻案
- 作
ダーチャ・マライーニ - 訳
望月紀子 - 演出
マックス・ウェブスターセットデザインジュリア・ハンセン - 出演
中谷美紀 神野三鈴 - リュート演奏
久野幹史 笠原雅仁 - 衣装デザイン
ワダエミ - サウンドデザイン
内田学 - 音楽監督
辻康介
結構直前になって購入したチケット
平日のマチネだけれども残席5ぐらい
その中から選んだ席は
後方だったけれど舞台全体が見渡せた良席
今回の舞台装置は舞台奥に客席に向かった大きな鏡が斜めに配され
前方のお客さんたちは自分たちの姿が見えて
ちょっと恥ずかしいのではないかしら
一段高くに作られた舞台
その他は机と椅子、花瓶に活けられた赤い花、盥や水差しといった
とてもシンプルな小道具ぐらい
舞台の下手下にはリュート奏者が控え
リュートの生演奏で物語が進んでいく
キャストはモデルに習って
メアリーは1542年12月8日-1587年2月8日
エリザベスは1533年9月7日-1603年4月3日
中谷美紀は1976年1月12日-
神野三鈴は1966年2月25日-
二人の関係が激しいのだけれども
惹かれあう優しさがあってもどかしい
二人の女優がホント見事に瞬時に入れ替わって主従を演じる
ちょっと落語のテイストを感じた場面もあったけれど
二人の入れ替えは落語のよう
目が悪いので物語を頼るのは声と仕草
神野さんの声が本当に素敵
女王とナニーで全く違う声色、仕草も見事
中谷さんは立ち姿、特に首筋が良い