豊島区立舞台芸術交流センター【『てんぷくトリオのコント』〜井上ひさしの笑いの原点〜】こまつ座 第104回公演


マチネ公演
いつもの
新宿 紀伊國屋サザンシアター 13:30〜
ではなく
池袋(ちょっと歩く)あうるすぽっと 14:00〜
余裕の感じだったけれど
雨が、、、、雨が、、、、雨が、、、、、
池袋から劇場までドンピシャで
参った
服が濡れて
客席が冷房きいていて
寒くて凍える事態にならないかと
不安ではありましたが
杞憂に終わり
快適でした
2階なのに4階相当にあたる劇場を目指してエレベーターに乗って
劇場にたどり着いてみると
エレベーターの中からもでしたが
流石平日の日中
年齢層が高め
客席も寂しめ
こんな客席に舞台からどんなエネルギーが流れてくるのか
いつもの『The 座』を購入し
ドキドキしながら着席して待っていると
客席の前方に出てきて
開演前の注意事項をアナウンスするこまつ座の方が
とっても良い声!
なんて思っていると
みのすけさんと市川さんが客席で携帯について小芝居を打って
開演
『我が家』がてんぷくトリオのコントを演ずるにあたっての記者会見模様が導入
コントと井上ひさしさんから三女の麻矢さんへの
コント、芝居についての指南を挟みながら展開
素直な感想としては
『ちゃんちゃん』と終わるコントを受け止められない
『ちゃんちゃん』が無い方が良いのではないかと思うもののあれば
その間じゃないんじゃないかと思うものも
一方『ちゃんちゃん』がきて安心するものも
演目をupされていた方がいらっしゃったので
転載させていただいて

1 歌舞伎の附 W
2 逆転、逆転、また逆転 Y
3 奇妙な赤ん坊 W
 (コントとは)
4 甲子園の星 W
5 殺しのテクニック Y
6 結婚申し込み W
 (遅筆の思い出)
7 流行作家 Y’
8 同級生 Y’
9 手品師 W
10 討論会 Y
 (最初の戯曲・日本人のへそ)
11 田舎警察 Y
 (父娘の最後の会話)
12 死刑台の男 W
 (カーテンコール)
W:我が家チーム Y:役者チーム

微妙、微妙と思いながら
後半にかけてだんだん慣れてきたのか
どんどん面白くなってきた感じ
テアトルエコーの熊倉さん(我が家の杉山さん演じる)が
おかしかった
数年前に恵比寿のテアトルエコーで観た『日本人のへそ』を思い出し
ちょっと時代感を身近に感じました
私が一番気に入ったコントは『田舎警察』
ずっと井上ひさしさんを演じていた山西さんが警察役で突如登場
言葉が通じない不安
そして不気味さが凄く良い!
なんだかんだで結構面白く終わって
嬉しく帰宅
楽しかった
借金も返し終えて良かったですね
麻矢さんがいらっしゃる前に
姉の都さんの手書きの手紙のコピーが同封された
こまつ座の案内が好きだったので
あれこれと井上家の仲違いを思ってしまうのが
ちょっと辛かったです