【カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜】NYLON100℃ 28回公演
- 作・演出
ケラリーノ・サンドロヴィッチ - 出演
みのすけ 犬山イヌコ 三宅弘城 大倉孝二
峯村リエ 廣川三憲 村岡希美 安澤千草
喜安浩平 植木夏十 眼鏡太郎 廻飛雄
馬渕英俚可 三上市朗 小松和重 市川しんぺー 山崎一
最後列で気がらくだと思っていたら
後ろにパイプ椅子が出現
座布団部隊まで登場で
平日なのに盛況
そのせいか開演時間が少し押して終演時間も少し押す
遠くから来ている人は気が気ではないに違いない
劇場が下北沢だしね
なんだか気持ちが楽になる舞台だった
最後が妙に明るいというのも要因かも
話自体は泣きの要素が沢山なのに
だいたいがして
初演公演中に亡くなられたKERAさんのお父さんをモデルとした「祖父」を中心とした筋
明るいながらも観た後にいろいろ考えてしまう
濃いナイロン役者に混じって一際嫌ぁな感を出していた小松さんの「居候の浩一」と
夢に出てきたらどうしようかと恐怖に陥れられた廣川さんの「品川先輩」と
ナンセンスな言葉を発し続ける山崎さんの「祖父」
が印象的
ピュアっぽい子供を演じ続けられるみのすけさんはちょっと脅威
峯村さんと大倉さん夫婦は規格があっていて良い夫婦
峯村さんのぼけっぷりが大変自然
ナイロンの役者は声に特徴のある人だらけ
村岡さんの声はその中でも好き
看護婦の衣装がかわいい
80年代が舞台ですので馬渕さん演ずる「奈津子」の髪型が懐かしい
しかしあの髪型は顔が良く見えない構造になっているので
かわいいお顔が全然見えませんでした
去年の俳優座ではあんなに間近に見れたのに残念
開演してからしばらくしてのオープニングの映像が
おもしろかった
ああいうのはどうするのか
全然知識の無い人間はただただ楽しむばかり
〜メモ〜
S/P列19番
P/6500円
T/180分位(休憩10分)
B/ぴあ