【神々を創る機械2005】H・アール・カオス平成16年度文化庁芸術団体重点支援事業

かみつく

  • 構成・演出・振付
    大島早紀子
  • 出演
    白河直子
    奥山由美子 木戸紫乃 小林史佳 斉木香里 泉水利枝
    野村真弓 国府田はるか 長内裕美
  • 照明:笠原俊幸(沢田オフィス)
    舞台監督:金子芳浩(ニケ・ステージワークス)
    音響:友部秋一(オフィス新音)
    衣装:朝月真次郎
    空間美術:H・アール・カオス
    宣伝写真:野波浩
    宣伝デザイン:小田善久
    制作:柏雅弘
    主催・企画制作:H・アール・カオス/有限会社東京アートファクトリー

昨日今日と立て続け
一緒に見に行く人の都合が合わず私だけ連日足を運ぶ
昨日より後方だがセンター寄りの席
昨日も少し感じていたがこれはよりセンターで見るように構成されている
昨日なんて舞台セットの影に沢山見切れてしまっていた
黒と赤と白の舞台
視力が悪い分遠い席へ座れば座るほど幻想的
今日一緒に行った人はダンスの舞台はほぼ初めて
強いてあげるとするならば姪のバレエのコンクールぐらい
どう見ていいのか少し困っていたようにも見えたけど
楽しかったといってくれて一安心
何の前知識も与えていなかったし
スケジュールに「バレエ」と記入していたのでどんな感想を持つのかどきどき
白河さんが上半身裸で登場した時は男性かと思ったとか
先日亡くなった友人を思い出したとか
公演に関して感想を交換できてうれしい
一列に椅子に座り静に動くシーンや
激しいベットアクションも印象的だけれども
最後の段で奥山さんの掌から赤い花びらがこぼれるシーンが特に好き
昨日見てどこで手に仕掛けたのか確認するつもりだったのに
今日も見過ごしてしまった
まるで手品のよう
白河さんの身体能力の凄まじさにはいつも圧倒される
だけれども今回の舞台は奥山さんを舞台で観ることができないのかも
と思っていただけに
感激は一入
たおやかで美しい表現に魅入る
ロビーでたまたま逢った先生と
「素敵でしたねぇ」と素直に言葉が漏れる