【ダム・ウェイター Ａヴァージョン】
あらすじ
地下室に男が２人。殺し屋ベンとガスは仕事の指令を待っていた。
すると突然、ダム・ウェイター（料理昇降機）がガラガラと降りてくる。
中には料理の注文が書いてある一片の紙切れ。彼等が持っている限りの食料を送り込むと、
また何度も料理のオーダー表を運んでくるダム・ウェイター。
彼等のボスは、２人に何をやらせようとしているのか。
どんどん奇妙な状況に追い込まれていく２人。。。。。
そして、意外な結末がベンとガスを待っている。。。。。
３／２０
ガーディアンThe Guardian
ハロルド・ピンター Harold Pinter 最新の反戦詩
「天気予報」
曇りがちの空模様で始まり 明け方は寒いですが
日中は陽がさして 午後には暖かくさわやかな天気となります
宵には月が奇麗に見え 明るい夜になるでしょう
心地よい風も吹きますが 夜中には止みます
その後も安定したままでしょう
最新の天気予報でした
（＊蛇足：イギリスの気候は、天気が悪いか雨が降っているかのどちらかなのに、イギリス人ほど天気の話が好きな人々はいないといわれる。ガーディアンはイギリスで一番左の日刊紙と自他称。ハロルド・ピンターは劇作家、映画脚本家でもある。『フランス軍中尉の女』他。）
*1:イギリスの劇作家で、ロンドンのイーストエンド近くHacney>にユダヤ人の洋服屋の息子として生まれる。第２次世界大戦中には疎開し、１４歳の時にロンドンに戻ってくる。ピンターはそのときの様子を「爆撃された状況はいつも頭に残っている」と述べている。１９４９年には兵役を拒否し、危うく投獄されそうになるが罰金で許されている。
若い頃にはカフカやヘミングウェイの作品に惹かれたというピンターの最初の舞台劇は１９５７年の「The Room」。喜志哲雄などの翻訳で新潮社から「ハロルド・ピンター全集」が出版されている。
*2:東京都出身。日本女子大学在学中の1982年、自転車キンクリートを結成。以降、ほとんどの作品を演出。「OUT」、「ピーターパン」「高き彼物」など外部演出作品も多い
*3:1964年生まれ。兵庫県出身。87年、ＮＨＫドラマで主役デビュー。以後、舞台・映像の両面で活躍中。昨年は、「GOOD LUCK!!」「武蔵〜MUSASHI」など映像での活躍が目立ったが、今年は1年半ぶりの舞台「カメレオンズ・リップ」で久々の舞台へ
*4:1973年生まれ。大阪府出身。雑誌モデルを経て、映画・CMなど数多くの映像作品で活躍。主に映画を中心に精力的に活躍する。初舞台は2001年蜷川幸雄演出「四谷怪談」。現在は、公開中の映画「この世の外へ」、NHKドラマ「恋する京都」に出演中
