【太鼓たたいて笛ふいて】第七十二回公演紀伊国屋書店提携平成十六年度文化庁芸術団体重点支援事業■第十回読売演劇大賞最優秀作品賞■第三十七回紀伊國屋演劇賞個人賞・第十回読売演劇大賞・最優秀女優賞、第二回朝日舞台芸術賞(大竹しのぶ)■第十回読売演劇大賞最優秀男優賞(木場勝己)■第四十四回毎日芸術賞、第六回鶴屋南北戯曲賞(井上ひさし)

太鼓

ちらしから
若き日の貧しくも奔放な浮草暮らしを詩情豊かに描いた『放浪記』で、華やかに文壇に登場した林芙美子。つねに高い人気を誇った昭和の大ベストセラー作家だった。だが、彼女の人生の真実は、あの大戦争を挟んだ後半生にあった。
 大竹しのぶをはじめとする六人の演技陣がいきいきと躍動感に溢れ、ジャズ、クラシック、ミュージカルナンバーから選りすぐった歌曲が、ピアノ朴勝哲の生演奏とともに客席を魅了する。至福の音楽評伝劇。
 そして栗山民也の魔術的演出をぜひごらんください。