【豚小屋】地人会新社第6回公演

記念すべき今年初芝居は
年末にチラシの整理をしていて気になっていた作品
『豚小屋』って、、、
運よく直前にチケットを手に入れ午後休もらって初台へ
暗く閉塞的なしつらえ
北村さんはその場に馴染んでやさぐれて淀んだたたずまい
強がるのに弱い
一方田畑さんはずーっと愛らしい
かよわそうに見えてたくましい
何十年と豚小屋に隠れる脱走兵とその妻
わが母の実家にあった豚小屋をイメージして臨んだらだいぶ窮屈な感じ
豚はきれい好きだからあんなんではだいぶ豚にとってストレスだろう
しかも不安定な同居人がいて
市場価値は豚として低かったのではないかと思う
それでも豚で養っている必死さ豚小屋にかくまっている恐怖
最後豚を放し全開になった豚小屋の解放感
不思議な芝居だった
様々なメタファーが盛り込まれているであろうけれど
全然回収できなかった