【日本人のヘソ】吃音症患者による吃音治療ミュージカル「浅草のストリッパー、ヘレン天津の半生記」

思った以上に面白かった!
小さな劇場
ロビーと言っていいのか憚られるエントランスには
井上さんからの葉書が飾ってあった
井上さんが存命中に企画したのに追悼公演になってしまった経緯
テアトルエコーのために書いたので好きなようにやってくれ
みたいなことだった
初演は1969年
今回唯一初演に出演されていた熊倉さんは41歳
今の私ぐらいの年代だ
井上さんの初戯曲作品で
どんでん返しに次ぐどんでん返し
お色気、政治、地方経済、諸々
色んなものが沢山入っている
舞台との距離がとても近く
箱に入っているだけで何とも言えない熱を感じる
実際に暑い
熊倉さんは狂言回し的な役所で
立ちっぱなしの出ずっぱり
歌も歌うし
ステップも踏む
流石に手に持つ冊子の文字は大きかったが
元気でつややか
私の妹が見に行った回はけっこう詰まっていたらしいけど
私が見た回は気になりませんでした
あの声と姿
唯一無二の存在
楽しかった