【第12回 世界バレエフェスティバル 特別プログラム】<オマージュ・ア・ベジャール>振付:モーリス・ベジャール振付指導:ジル・ロマン 小林十市 那須野圭右
■第1部
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- 「ザ・カブキ」より由良之助のソロ
音楽:黛敏郎- 後藤晴雄
- 「ザ・カブキ」より由良之助のソロ
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- 鳥
音楽:マノス・ハジダキス- 高岸直樹
- 鳥
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- アダージェッ
音楽:グスタフ・マーラー- ジル・ロマン
- アダージェッ
■第2部
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- バクチ?
音楽:インドの伝統音楽- 吉岡美佳 木村和夫
- バクチ?
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- さすらう若者の歌
音楽:グスタフ・マーラー- ローラン・イレール マニュエル・ルグリ
- さすらう若者の歌
部会があるのを忘れて取ってしまったチケット
うーんと悩みましたが
部会を途中で退席
でも頭から観れず
「ザ・カブキ」の途中から
ベジャールのマスゲーム的でない作品が多い
「アダージェット」と「さすらう若者のう歌」が良かった
どちらともマーラー
マーラーの優しく切ない音楽に乗って
酸いも甘いも知っているような大人のダンサーが
魅せる舞台は珠玉のひととき
ジル・ロマンはもとより
ベジャールが意図したもの
または意図しないものも
咀嚼して身体表現として提示してくれる
心地よさが漂う
そして何より哀しい
東京バレエ団頑張れと思うも
これだけ動ける男性ダンサーが揃っているのはまだ東京バレエ団だけかも
それにしても私は選ぶ訳でもないのに
「ボレロ」は上野さんばっかりにあたる
男性ダンサーで観たいのに
いっつも日が合わない
上野さんの観ていると
女性でもちょっと土臭いというか
重量感のあるダンサーで観てみたいと思う
そしてベジャールの新作がもう観れないかと
終演、拍手をしながら思う