【ロミオとジュリエット】デンマーク・ロイヤル・バレエ団2009年日本公演

直前まで行こうかどうしようか悩んだ舞台
感想は
行って良かったー
海外カンパニー公演はどうしてもチケット代が高いので
最上フロアから臨むことを選択したけれど
舞台から遠いこの席までドラマが伝わる素敵な舞台
ロミオとジュリエット】で特に私が好きなのは
ロミオとマキューシオとベンヴォーリオが戯れる場
若々しく楽しそうに跳ねながら進むシーンは
どのロミジュリを見ても思わず口角が上がる
今回も仲良し三人組は快活で愉快でとても幸せそう
舞踏会でチェンバロの伴奏で踊られた
ジュリエットと若い娘達の踊りも素敵
キャピュレット夫人からジュリエットへ指南される
踊りのステップのシーンがとても象徴的で
威圧的で閉塞的な世界から如何に逃れるか
抗うジュリエットがはっきりと描かれている
それが死を持って終わってしまうのが大変勿体ない
そして最後の墓場のシーン
泣ける
暗いティボルトの遺体が横たわる墓所で眼を覚ましたジュリエット
恐怖でうろたえながら見つけてしまうロミオの亡骸
そしてまた自死
久しぶりに悲劇としてのロミジュリを堪能