【足立区柳原】

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このように卵形をした地域で
少しだけどずっと気になっていた
ちょっとフィレンツェのこの辺りに似ていると思っていた

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だけれども、全く成り立ちが違うことを知る
この弧を描いた道は
かつて流れていた「境川」を暗渠にしたもので
名前が示す通りこの川を境にして
遡るともともと文化圏としては葛飾だったという
道理で、柳原の地名には頭に千住がついていない！
それは隣り合わせる日ノ出町も同様で
どうやらちょっと千住地域の人たちと温度差があるらしい
結構アウトローな人たちが住んでいた時期もあったらしい
最近では新しいマンションも沢山建っているので
もうしばらくするともっとわからなくなってしまうかもしれない
「剣客商売」を読んでいて
鐘ケ淵に住む小兵衛が
関屋村からおはるの舟に乗る箇所が度々出ていたが
この辺りには川は無いし
あったとしても大きな荒川だし
さっぱりイメージに合わないと思っていたのが
突然シナプスが繋がった感じ
因にフィレンツェのこの地域
大昔はコロッセオだったらしい