ダンシング・オン・マイ・グレイヴ―わが墓上に踊る

ダンシング・オン・マイ・グレイヴ―わが墓上に踊る

全く知らなかったのですが
レッスンの後の『愛と喝采の日々』の話題から
ゲルシー・カークランドのこの本を貸していただけることに
1週間で読み切る
この人は果たして踊るのが楽しかったのかと
苦しくなる内容
アダルトチルドレンだったのかもと思わせる
家族との関係
バランシンやバリシニコフとの壮絶なかかわり合い
ドラッグにはまっていく様
ドラックに捕まってからはリハーサルをキャンセルしたり
信用をなくしていく辺も本人なりに率直に記し
また、その他のダンサーやらの実名をこのような形で著してしまって
大丈夫だったのかと不安になる一冊
最後のあとがきでゲルシーにドラックをすすめたダンサーが
ドラックにまつわる死を遂げたことが記載されていて
私としてはそこが一番衝撃だったかも
良きパートナーに巡り会って
ドラックから放たれ
安定して
本を出版したであろうという事が救い