【パイパー】NODA MAP(野田地図)第14回公演


ほぼ定時に仕事を終えて
急いで渋谷へ
友人を誘っていたので遅れるわけにはいかない
チケットは私が持っている
まぁまぁで到着
開演前にパンフも買えたしトイレにも行けた
休憩なし
19時開演で20時55分終演予定
尺としてちょうど良い感じ
物語は未来の火星
地球から移住して1000年
荒廃の世界
スーパーマーケットの父と娘二人の親子3人
胸の大きな女性が好きな父親と
七面鳥臭い姉と
世間知らずの妹
記録する鎖骨に埋められたおはじきを媒体として
現在と過去を浮遊する
とてもSFチックなお話
野田さんの作品を観てSFを感じたことがなかったので
とても新鮮
人間の幸福の為に存在するロボット(パイパー)と人間
統率するカリスマ
少し初期の宮崎駿チック
そして信じたいけど信じられない
託したいけれど託せられない
荒廃した世界で生き延びる術であったり
人を愛したい気持ちだったりが
交錯する
最後の最後に放浪していた姉の旦那が戻ってくる報せを
住処から出てこうとしている妹がもたらす
とても幸せな終わりに驚く
若しくは私が幸せであらんと願って
そういう解釈をしてしまっているのかもしれない
一緒に行った友人は
宮沢りえの美しさと
佐藤江梨子の胸の大きさに
えらく感動していた様子
案外そういう楽しみ方が正しいかも