【ローズのジレンマ】黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズ第22弾


本日もトークショウ付きの平日マチネ公演
全体的に少しこなれた感じかな
それでも圧倒的な黒柳さんの存在
再演になるのだけれどニール・サイモンの最新作
どうやら出演を予定していた有名女優の降板もあってかヒットしなかったらしく
競合することなく上演権を得られたとのこと
内容は大分大人のお話
モデルとなったのが
リリアン・ヘルマン(Lillian Florence Hellman)1905年-1984年と
ダシール・ハメット(Samuel Dashiell Hammett)1894年-1961年
1927年生まれのニール・サイモンにしてみればちょっと先輩か親の世代か?
とにかく愛するということを描いた作品
恋人だったり親子だったり
エキセントリックでもあるし
アダルトチルドレンと言われる要素も含まれているけれど
愛するということ
愛されるということを
望む気持ちで溢れた作品
特に黒柳さん演ずるローズの草刈さん演ずるギャビンに寄せる愛情
菊池さん演ずるアイリーンがローズに求める愛情が濃く演出されている
なので錦織さんの演ずるウォルシュとアイリーンの関係が少し物足りない
平穏ならば平穏なりにもっと爽やかなインパクトが欲しかった
さて、トークショウ
今日も止まりません

衣装も前回と同じ
ラブリーを形にしたドレス
お話も前回と同じようでありながら違うのが流石
前回の公演で共演した岡田真澄さんが亡くなられたこと→
共演するはずだった金子信雄さんがあっという間に亡くなってしまったこと→
金子信夫さんから聞いた岸輝子さんの逸話→
ロシア革命を体験した(?)東山千栄子さんの話→
大好きな杉村春子さんの話→
黒柳さんの文学座入団を阻んだ宮口精二さんの話→
個性的な女優サラ・ベルナールの話→
乗り遅れそうな新幹線に無理矢理乗車した話→
富士山を知らなくて語りぐさになった話→
わんこそばで語りぐさになっていると永六輔さんから報告を受けた話→
最近わかってきちゃったスポーツの話→
相撲の話→野球の話→ゴルフの話→
オリンピックの100mの実況の話→
ラソンの宗兄弟の話→エチオピアのロバさんの話→
アンゴラの高いランチの話→
1946年に撮影されていたマッカサーがランチに出るところに群がる日本人の姿の話→
慶応大学で開かれたアインシュタインの記念講演に集ったおばちゃん達の話
等々
いつもながら話が飛ぶ飛ぶ
凄すぎる徹子!