【道元の冒険】

道元

なんていうお話でしょう
若かりし頃の井上ひさしさんの頭の中は
凄まじいことになっていたに違いありません
パンフレットに書かれたテアトル・エコーでの1971年、初演時のエピソードで

初演版の『道元の冒険』を書き上げた夜、演出家で俳優の熊倉一雄と台本完成を祝って酒を飲んだ。はじめ熊倉はニコニコと上機嫌だったが、やがて「原稿を掴んで宙に撒き、『こんなもの、上演できるか』と叫んだ」という(「改稿雑感」、82年)。「原稿用紙で三百六十枚。(そのまま上演すれば)上演時間は6、7時間」にもなる途方もない分量の作品だったのだ。

とある
見終わって納得
良く上演したものだ
また、初演時のテアトル・エコーのキャストが
納谷悟朗熊倉一雄山田康雄、等々
凄いメンバーだ
井上さんの戯曲に負けないパワーが溢れていたに違いない
観れるものなら観てみたい