中ホール【A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM 〜THEじゃなくてAなのが素敵】

今公演2度目
意外なのは戯れて慣れた舞台でありながら
一線を保つ雰囲気
不思議な緊張感
あまり観ているわけでもないけれど
今回の舞台で思ったのは
シーシアスとヒポリタの結婚式で披露する芝居を練習するアテナの職人達の描写が丁寧
というか遊んでいること
芝居を糧としている人のオマージュとして思ったりして
そして妖精の王オーベロンと女王タイターニアの諍いが
とても可笑しいこと
インドの美少年が種
関西弁がまた可笑しい
また新しい解釈の「真夏の夜の夢」の舞台だったけれど
私的に納得出来ないのがヘレナの処遇
徹頭徹尾スパイスでしかない
熱烈に愛する姿勢が馬鹿にされ
最後に収まったデミートリアスとの婚姻も
パックの垂らした薬草の効果のお陰
ここを私が納得しうる台本・演出に出会わないかと思う乙女心