中劇場【オルフェオとエウリディーチェ】

オルフェ

  • 衣裳
    ルイザ・スピナテッリ
  • 照明
    沢田祐二

酒井はなさんを観に足を運ぶ
その、酒井はなさんがすごい
まず、ジャンプの着地で全く音がしません
割と近い席だったのに
音がしません
妖精のよう
山本さんがかっこ良かったです
普通の王子より良いです(私比)
もう出ずっぱり踊りっぱなしで
心配してしまうけど
それがストーリーとしてあっている感じ
歌い手は今ひとつ
合唱頑張れ
特にテノールもっと頑張れ
装置が楽しい
愛する二人の愛の部屋
照明のキャットウォークが降りている黄泉の世界
奥の深い舞台を生かしたセット
エウリディーチェを連れ出す迷路
趣向が盛りだくさん
全体にちょっとスピーディーすぎる展開だったけれど
しっかり物語として楽しめた作品
ただ、解釈は様々で
私などは深い悲しみに包まれて
切ない気持ちで劇場を後にしたのに
友人は「あぁ良かった」と安堵して帰宅したとか
後日出演者に聞いてみたところ
出演者の間でも解釈が難しいところが多々あったとか
受け手それぞれの解釈で良いとは言っていたけれど
これだけ後観感が違うのも珍しい