2006-06-23 ■ 今日の読書 文人暴食 (新潮文庫)作者: 嵐山光三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/12/22メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (41件) を見る登場する文人の楽しかったり驚いたり悲しかったりの食の色々だんだん年代が近づいてくるにあたって嵐山光三郎さんが描くイラストがだんだんラフな感じになってくるのも面白い 特に南方熊楠は最高アメリカ・キューバ・イギリスを放浪し大英博物館で学びその博物館内で熊楠を馬鹿にし唾をかけた白人を殴って入館停止天衣無縫の自由人、反芻能力を備える真の裸族また、明治30年代のロンドンに「片岡プリンス」という怪しげな日本の骨董商がいたのもおもしろい