【ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?】

・演出助手/坂本聖子 ・舞台監督/瀧原寿子
・プロデューサー/北村明子 ・企画・製作/シス・カンパ二?

直前も直前
午前中にチケットを手にする
数日前まで観に行くつもりでなかったところ
評判も悪くないし
時間もあるし
チケットが安く手に入るタイミングを得
足を運ぶ
記憶ではオルビー作品は3作目の観劇
黒柳徹子の「幸せの背くらべ」
昨年の自転キンの「海辺の風景」
そしてこの「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
この3作品をみて感じるのは
女性の厳しいところを冷静に見ていらっしゃる
それもおしゃべりで少々感情の起伏の激しい女性がお得意
で嫌いではないらしいということ
酔っぱらい女性二人と
冷静そうなその連れ合い
台詞の応酬で進み
真夜中の時間の流れで様が変わる
2回の休憩も一息つかせるのにはいい感じ
不意に回転する乱雑で覗き込むような舞台
何もかもが疲れた
ともさかさんが以前の舞台よりずっと好印象
大きいのに華奢な手が印象的
だぼっとした変なワンピースが不思議に似合う
段田さんの冴えない教授っぷりが
髪型服装仕草から滲み出て
少し岸部シローっぽい
最後助教授夫妻を見送って想像の子供も葬ったジョージとマーサにあたる日差し
エドワード・ホッパーの絵のよう

〜メモ〜
S/1階Q列4番
P/6000円
T/150分位(休憩15分・10分)
B/個人