【中西和久のエノケン】京楽座

  • 作・演出
    ジェームス三木
  • 出演
    中西和久 小河原真稲 渋沢やこ 長戸綾子 西村剛士 黄英子
    森谷あずさ 井上思麻 岩永香月 海浩気 まんたのりお
  • 美術
    ・美術/妹尾河童 ・衣裳/堂本教子 ・振付/火口ひろ子 
  • 音楽
    音楽監督・編曲/川崎絵都夫 ・歌唱指導/川崎聖子 ・楽器指導/平井明 木曽田寛 大橋一徳 岡田一志
  • 舞台
    ・照明/坂本義美 ・音響/鈴木茂 ・舞台監督/加藤正信
  • 制作
    月島文乃 荻久保則男

作・演出ジェームス三木
美術妹尾河童
ビックネームの割には地味かも
今時「エノケンはどうなのだ」
の気持ちを持ちながら観劇
感想としては中西和久さん熱演
色んな意味ですごい体力と気力
「もう少し小さくて軽快でだみ声だろ」と違和感と
エノケンのしゃべり癖の「ヘヘ」も
当初はうるさかったけれど
終演間際は聞き慣れて耳馴染んできたどうでもよくなってきた
歌は「私の青空」が一番エノケンぽかったかな
そんなだみ声に対しコーラスは正当な美声
踊りと楽器演奏は今ひとつ感は拭えなかっただけに
この歌声には少し魂消た
ただ人数が少ないのが寂しい
エノケンの生涯をなぞる展開
望月優子の名前も出てきたり
菊田一夫サトウハチローのエピソードも盛りだくさんだけれども
エノケンといえば「エノケソ」
今回もそのエピソードは登場
ちょうど読んでいた遠藤周作の「ぐうたら社会学 (集英社文庫 46-D)」でも登場
相当鳴らしたなんちゃって一座だったにちがいない
資料なんかどこかに残っていたりしないのでしょうかね




〜メモ〜
S/H列5番
P/円
T/100分位
B/