【志の輔らくご in PARCO Vol.10】新古典の世界 其の参
- おどるファックス
- メルシーひな祭り
- お楽しみ(江戸の夢:宇野信夫)
其の壱に続いて其の参を観にPARCOへ(其の弐はチケットが買えなかった)
客層は私が普段見るPARCOモノの中でとりわけずっとアダルト
仲入りは男子トイレに列が
貴重な光景
師匠はちょっと声がかすれていたかな
疲れているように見えるのはいつものこと
ずーっと昔から昇太さんがネタにしているもの
その昇太さんらの「6人の会」面々が1席目と2席目の幕間に映像で登場
特に鶴瓶さんのあほあほブリ
見るのは2回目なのに
また楽しんでしまった
- 《おどるファックス》
其の壱のロビーでアイボが披露していた演目
とある薬屋が受信した自殺予告の間違いファックスから
逼迫した展開を見せる心温まる人情話
中盤からのメートルの上がり方が
ものすごい - 《メルシーひな祭り》
成田までの道すがらにある鄙びた街の商店街で繰り広げられる
フランス大使夫人と夫人に付いた役人と
町内会長さん率いる商店街の皆様の交流の模様を見せる
これはコーディネート不足の役人が痛いのだけれども
会長さん頑張って温かく終了
最後は見落ちもあり
私としては子供に大量の人形の頭だけ見せたとしても
一向に構わないと思うのですが
それが仕事なのですから - 《江戸の夢》
劇作家宇野信夫作のお噺
並びのお客さんが偉く感動していた
圓生(確か、違ったかな)のそれを聞いて二日間泣いたという
すごい
まくら無しですっと入る
静かーに静かーに
とつとつと
進むものですから
不覚にも寝てしまいました
いい話なんですけど、話しっぷりも良いんですけど
トーンが心地よいというか
もったいないけど寝てしまいました
斜め前の席に座った小山のような人のおかげで
普通に着席すると師匠の影も形も見えなくなってしまうものですから
最後の最後
庄屋夫婦が奈良屋を出て歩く様が映像でぱっと広がるようなお話だった
ああ、もったいないことをしてしまった
終演が21時30分予定が40分ごろまで延びて
客だしの曲が斉藤和義の「歩いて帰ろう」
「さあ頑張って渋谷駅まで歩こうか」って気持ちで劇場を出て帰宅
〜メモ〜
S/E列27番
P/5000円
T/120分位(休憩15分)
B/ほたるいか