【トランス】youth versionKOKAMI@network公演

盗らん巣

前日の夜に格安でチケット確保
年長さんチームの舞台がしっくり来ていたので
観る気はなかったのだけれども
どうやら年少さんチームも結構いけているらしいと言う評判が耳に入り
どうすべと悩んでいたところにタイミング良くチケット入手する手だてが
でこれ幸いと行ってくる
で鴻上さんからおまけファイルを頂きました
いつもの客入れの曲の後、照明はそのまま導入
自室とも診察室ともとれる白一色の舞台
舞台奥から客席から役者登場
おのおの椅子を直したり色の付いた小物を置いたり
そして光量が上がり始まり始まり
抽象的な年長組のセットとは異なりずっと具象的
医者の椅子が患者の椅子より立派だという批判そのままの診察室
小さな冷蔵庫のある若いフリーライターの部屋
ベットの置かれた解放病棟の病室
そんな間をすり抜ける空間と時間
雅人のような現実味の無い感じ
私の席の隣に座っていたのが50代の女性4人組だったのが尚更
客席の現実世界にずっと羽交い締め
なので舞台で繰り広げられる危うさが余計隔世感を増す
事前に認識があったのはすほうさんだけ
ナイロンの記憶はあるけれど『ピルグリム』は覚えていなかった
普通の大学の2年の春に入信して数年奉仕して
大学再受験で医大
出るのに6年研修2年
どう考えても若くて30手前
どう考えても「若すぎる」
だからその辺りに後半の錯綜が生きてくるのか
でも私はそこに違和感
それは他の2人にも言えて
危うすぎる
大体が美男美女しかいない舞台空間が危うい
パワーのある参三はグー
リフトも軽々ジャンプもキレがあって好感
センシティブ過ぎる雅人にはぐっとくるものはあるけれど
「立原天皇」はみのすけさんがあまりに凄すぎて私が陰を追ってしまう感じでもうちょっと
天皇は3部作で
「クー」は「子供だって〜」だった
遠い海から来たCOO(クー)」は年長さん組のお楽しみ
それよりなにより鴻上さんの「ごあいさつ」が良かった
物語の濃縮汁がA4に可愛い字で溢れている
サブテキスト(ごあいさつの)でSPAは必読
産経グループですしね
〜メモ〜
S/S列16番
P/4000円
T/120分位(休憩なし)
B/個人
おまけ
http://blog.livedoor.jp/trans_2005/