【ライモンダ 第1幕より夢の場】【カルミナ・ブラーナ】

かるみな


【ライモンダ 第1幕より夢の場】

何故このセット公演なのかと思いながら
人生初「ライモンダ」
昨シーズンでしたか「ライモンダ」前幕上演していましたよね新国立で
その成果発表なのでしょうか
揃ってのアラベスクは少々ドキドキしましたが
言われるほどコールドも悪くないような気もします
数年前に見た吉田都さんの「ドンキ」より格段の進歩
振付自体が我慢比べというか
「どうだー」の満載
ソリスト以外のコールドも後盤に進むにつれコレでもかコレでもかの応酬
観ているほうも息が詰まる
ターン・バランス・ターン・バランスの連続
無事に終わって素直に拍手
やたら男前な体型の女性ソリストがいたのですが
どちら様なのでしょうか
ミルタ等結構はまるような気がいたします
今回のライモンダは厚木三杏さん
膝がもったいないです
上から見ているせいなのか
もう本人は凄い努力をしているのでしょうけれど
膝が曲がって見えてしまう
でも愛らしい「ライモンダ」でした


カルミナ・ブラーナ

30分の休憩の後いよいよ「カルミナ・ブラーナ
ポスターからして「好き」心を刺激していた待望の舞台
数年前観た「O.F.C.」のモノより大分物語性が強い
冒頭の圧倒的な合唱部分
黒い目隠しをした黒タイトなワンピースドレスをつけた一人の女性のソロ
黒いハイヒールで踊る
手足が本当に綺麗で見惚れる
少しピナっぽいかもと思いながらも
合唱に負けない存在感
舞台装置も衣装も趣き深い
「着るのに戸惑うだろうな」というものから
進んで「着てみたい」と思うコスチュームと装飾
褌一丁だったり
バレエダンサーの肉体も堪能
笑いも織り込みつつづんづん展開
最後には光の輪はぐるんぐるん回るわ
ダンサーも魅せるわで
気持ちよく拍手して気持ちよく終演