【ダブリンの鐘つきカビ人間】

カビ人間

今月実に3回目のテアトル銀座
そのうちで一番前の席なのに舞台が遠い
と言うか役者が遠い
役者の顔が小さいからかしら
黒柳さんの押しが凄いのか?
照明かも
全体的に落ちた照明だったから
冒頭の聡と真奈美のシーンで芋づるで筋を思い出す
黒いけど安定感のある着地の上手なプロットだった
で、少しの違和感は
前回の聡役の長塚圭史さんの影響
不安定な感じが不安で観ていたけど
それがしっくりきていたのだと3年越しで確認
姿が良いのに少し猫背で声も良くない
あの感じが実は好きだったのかと
舞台を観ながら感じたりして
前回は他「カビ人間」の大倉さんも「おさえさん」の水野さんも
雑味のある声質で世界観とキャストの調和が取れていたのかも
中越さんと土屋さんの可愛美しい女性キャストはもうスタイルがよろしくて
顔が小さくて
遠い席じゃないのにぜんぜん顔を確認できません
残念
一方男性陣とりわけ舞台に多く立たれている方たちは流石表情が良くわかります
とっても動きもわかりやすいです
安心
そんな中で動いていた土屋さんのパンクぶりは
たとえ途中がグダグダでも好印象
最後客席のほぼ全員を立たせてましたから
井出茂太さんの冒頭の振付はとても面白かったです
役者も踊って久しいですが
つくづく大変だと思いました
あれは結構難儀な振りのはず
最後の挨拶にて本日が初日であったことを知る
なるほどなので少し固かったんですね
しかし客席の美男率は驚き
否、美男指数が高い人が居た印象なのかも

〜メモ〜
S/14列12番
P/8400円
T/135分位(休憩ナシ)
B/G2