【ブラウニング・バージョン】自転車キンクリートSTOREテレンス・ラティガン3作連続公演 Vol.2

ブラウニング

今回も得チケにお世話になりました
得チケが出たのでどのくらいの入りかと思えば
補助席も出る大盛況ぶり
当日引き換えてもらうと14列22番
コレがシアターコクーンであれば後方だけれどまあまあの席ですが
小さな俳優座の座席ですと最後列の一番端
コレが嬉しい
気が楽な席なので大好きです
しかも終演後にはポスト・トーク付き
演出・翻訳の鈴木さん、出演者の浅野さん内田さん今井さん
なんてお得なんでしょう
読み込めば読み込むほど深い戯曲
上演後のポストトークがテキストのよう
「ラティガンはゲイであった」とか
アガメムノンとアンドルウとミリー夫妻の解釈とか
ひとつの言葉、ひとつの台詞、ひとつの動き
に幾通りもの意味が重ねてあるのだろうと
帰りしな道すがらに考える
翻訳は大変だ
生徒がアンドルーに送った「ブラウニング・バージョン」に対してとったミリーの行動に
アホみたいにショックを受けてしまった
こんなことの積み重ねでアンドルーのような性格にもなるだろう
内田さんが思いがけずかわいらしいのにも驚き
しかも風貌含めなんだかイギリスチック
46歳か
十数年前大学のゼミにいらっしゃった時と
雰囲気が違う
おばさんの色香が漂う
劇とは全く関係ないけれど俳優座は客席に至る階段に
千田是也さんだととか東山千栄子さんだとかの塑像や写真が展示されている
今読んでいる「杉村春子 女優として、女として (文春文庫)」に登場する方ばかり
かれこれ20年近く俳優座には来ているけれど
こんなにまじまじと塑像や写真を見るのは初めて

><

〜メモ〜
S/14列22番
P/3000円
T/110分位(休憩ナシ)+アフタートーク(30分位?)
B/e+(得チケ)