アンボス・ムンドス

アンボス・ムンドス

寝ることにしている朝の通勤電車の中でも読んでしまう
醜い作品だらけ
心なしか不倫の話が多いか?
インモラルな関係の話が多い
表題作の最後の作品
つくづく私自身小中学校を何とかやりすごしたと思い返す
あんな悪意だらけの空間と時間には戻りたくない
実際に中学校1年時女性の担任が1学期で退職してしまった
「AMBOS MUNDOS」この不思議な言葉
調べてみたらスペイン語
ハバナでは有名なヘミングウェイが定宿にしていたコロニアル調のホテル
部屋数も少なくて早めの予約が必要らしい
旅行を楽しみにしていた2人の姿がずっとリアルになる
この言葉遊びを飛行機の中で楽しむ筆も
なんて残酷なんでしょう
もう桐野さんたら
「毒童」が一番気楽な話かも
桐野さん太っている人が嫌いなのかしら
写真で見る限り美しい方ですが
ブスの卑屈を上手く書かれている
装丁がデリケートで
乱雑にかばんにつっこんで持ち運んでいたら
白文字が剥げてきてしまった