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- 作者: 伊丹十三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/02
- メディア: 文庫
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とってもいやらしい
「うわぁ」とか思いながらちまちまとようやく読了
戦時下で英語教育を受けた特殊な生い立ちもわかってなかなかおもしろい
で、このようなスタイルの人間が出来上がったのかと得心
エスプリの利いた大人っぽい若者風情がなんともいやらしい
大江健三郎やら白州さんやらが登場するのもおもしろい(ほんのちょっとだけど)
地震計の仕組みは男ならわかるのかよ!
みたいなことで女性読者である私を苛立たせるが
きっと近くにいたら惚れてしまうんだろうな