【悪魔の唄】阿佐ヶ谷スパイダース

あくま


  • 舞台美術:加藤ちか
    照明:佐藤啓
    音響:加藤温 山本能久
    衣装:木村猛志(衣匠也)
    ヘアメイク:綿貫尚美
    演出助手:山田美紀
    舞台監督:福澤諭志+至福団
    宣伝美術:Coa Graphics(藤枝憲 高橋有紀子 河野舞)
    web:山川裕康
    制作助手:山岡まゆみ 辻未央 西川悦代 大野志穂子
    制作:伊藤達哉 岡麻生子

阿佐ヶ谷スパイダースはグローブ座で見て以来
後から2列目
発売日過ぎてからしばらくして買ったので仕方ないけど
大きくない劇場だけど(大きいですけど)やっぱり少し遠い
目が悪いから役者の表情が良くわからないのは少し残念
だから最終盤の見せ場もしばらく何が窓に映ってるのか解らず
補助席出て満員
少々の長丁場舞台
森の中の古い洋館の大きな窓のある居間が舞台
正面に裏口
Y状に分かれる階段はそれぞれベランダに出る窓へ繋がる不思議設計
1階の右端には納戸への扉
2階の左端にはバスルームと主寝室への扉
住まう家と考えると住みにくそうな感じ
伊勢志摩さんが凄い、凄すぎる
脳血管切れて倒れてしまうのではないかとハラハラ
長塚さんは姿が良いと改めて思う
演題に裏切り頭から笑いで進む
びっくりさすけどすぐ笑かしてくれる親切設計
小島さんはあいもかわらず胸が大きいなあ
なんて楽しむ余裕あり
幽霊とゾンビの対決も可笑しい
最後もちょっと気持ち悪いけど
山内さんが「何かイヤァな芝居です」と言っていたので
構えていたからか
それほど嫌な後観感はない
すがすがしすらさも感じる
救いが有るとか無いとかパンフに書いてあったけれど
救いのある最後だったと私は思ったのは
きっと作者の意図外なのだろう
パンフは黒くて装丁は凄く頑張った同人誌ぽい
2000円は少し高いなと購入時は思ったが
中身は戯曲・対談付きで結構なボリューム
帰りの電車約1時間強かけて読みきる
若い人の太平洋戦争観の舞台はなかなかお目にかかれないので貴重
同世代の私が言うのもなんなんだかやっぱり「若い」
あと気になったのは女性観かな
なにがどうと指摘できないけど
少し違和感あり
私の最悪後観感演目は「越前竹人形」ゆるぎなし
コレをこえる演目に出会えるか?