【走れメルス−少女の唇からはダイナマイト!】NODA・MAP第10回公演

めるす

コクーンならではの凄く凝った舞台装置
終演後思わず舞台縁まで見に行ってしまった
(ついでに福引券までもらってきてしまった)
出演者も豪華そのもの
お話はなにがなんだか
「若い」
と思ってみていたらやはり野田さん20歳の作
私が大学生のときに見た
友達が作っていた芝居と同じにおいがする
だからかなんとなく懐かしい
だけれども
ハコも出演者も装置も演出もなにもかも贅沢で
不思議な感じ
500円で見せていた公演はどんな感じであったのだろうか
今回は非常に言葉が拾いにくかった
ある誰かの台詞のみが拾えないわけでなく
ほぼ全員
座った場所が悪かったのか
私の耳が劣ったのか?
座った場所が悪かったといえば隣の人
前の席の人が身を乗り出してみているので
彼女も背もたれから浮かす状態での姿勢に
かわいそうと思ってその前の前の人をみてみたら
髪の毛を立たせた男性が座っている
紀伊国屋ホールにいたこの間と同じ人か?
(おそらく違うだろうけど、非常に迷惑、入り口で刈ってくれ)
感動したのが中村勘太郎さんの身体能力
片足バランスの持続した安定感とか
高地からの着地等でみせるバネ感とか
気持ちがいい
深津さんは相変わらず可愛らしい
野田さんの舞台で聞ける独特の発声
野田さんの舞台で観れるエキセントリックさ
これも相変わらず
声の点で言ったら小西さんは異色なのかも
低い声のまんま
「赤鬼」の時も思っていたけれど
顔が驚くほど小さい
身長なんかは峯村さん級だけれども
並ぶと規格が違う
誰を楽しみに観にいったかといえば
ナイロンの公演で見れなかった峯村さんだったので
もっと出て来い
と思いながら終わってしまった
で、後舞台感は「疲れた」が一番強いかな