【夜からの声】地人会公演・紀伊國屋書店提携

fk_akk2004-09-22

  • 演出
    木村光一

ある男の家に見知らぬ女が訪ねて来たのは、初夏の日曜日だった。
「早春に夫が自殺した。最後に電話をした相手があなただ」という。日記に、そうあるという。男は話相手というボランティアの会に登録していて、その会の電話で相手をしたのだった。死んだということは知らなかった。
「主人は生きようとしていました。あなたはあの人になにをいいましたか」詰め寄るように女はいう。生きる力に少しでもなればというボランティアの会なのである。そういって女を追い帰すようにした……。
時代が切り捨てようとし、聞くまいとする闇からの声にゆさぶられ、しかしその葛藤を経て再生の兆しを見つける人々の物語を描きたい。時にシリアスに、時にコメディのように――。
これは二つの家族の物語です。死んだ一人の男と。
山田太一氏による書き下ろし公演。お楽しみに。

以上が主催者側が配布した公演のあらすじ。
シリアスな内容,結末を覚悟して劇場に足を運ぶとさにあらず
息詰る展開も有るには有るが,
はぁ?と気の抜ける結末
風間杜夫は達者でした

紀伊国屋ホール
http://www.kinokuniya.co.jp/

地人会
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/